【NearcoMemo】~京都ダ1900m 3歳未勝利編~

かなりニッチな条件ですが3歳未勝利の京都ダ1900mについて着目していきます。

 

20.1.25(重) 1:58.2 [2ー2] 1:59.6 バンクオブクラウズ

20.5.23(良) 1:59.2 [7ー4] 1:59.7 メイショウコジョウ

16.4.23(稍) 1:59.3 [1ー1] 2:00.6 カルムパシオン

15.5.17(重) 1:59.4 [4ー4] 2:00.5 シルバーソード

24.2.18(稍) 1:59.4 [1ー1] 1:59.9 ムルソー

24.1.21(不) 1:59.6 [3ー2] 2:02.5 スマートリアファル

18.4.21(良) 1:59.8 [1ー1] 1:59.8 トワイライトタイム

 

上記は3歳未勝利京都ダ1900ⅿを最速タイム順に並べたものです。左から、年月日・馬場状態・3角ー4角通過順位・馬場差補正タイム・1着馬名を表記。

馬場差を補正した実質タイムで2:00.0未満を示したのはバンクオブクラウズ・メイショウコジョウ・ムルソー・トワイライトタイムの4頭。

最速タイムを保持しているバンクオブクラウズは名古屋大賞典マーキュリーCで好走。トワイライトタイムも準オープン昇級後即好走。メイショウコジョウはその後2勝クラス止まり。この3頭をみると逃げ先行策からこのタイムを叩き出したバンクオブクラウズ・トワイライトタイムと捲り差したメイショウコジョウとに分けられます。

メイショウコジョウは展開に引っ張り上げられた感が強くあります。ここで番手から3角先頭で0.2秒差2着したメイショウカズサ。このメイショウカズサがのちに重賞を3勝していることを考えると、京都ダ1900ⅿで先行策から好タイムを叩き出すことが能力の証明として信憑性が高いと考えられます。

 

この条件下で、歴代4位タイの勝ち時計かつ馬場差補正後の実質タイムでも歴代4位を[1ー1]の逃げから叩き出したのが今週の阪神5Rに登録されているムルソー。今回の走りだけで「G1級だ!」と騒ぐには時期尚早かと思われますが、能力の打点は重賞まで届くものがありそうです。京都ダ1900を逃げ先行から好タイムしたムルソーの今後にひっそりと注目していきたいです。